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2020/Text No.081
当サイト情報提供者の方より頂いた事故現場画像。ありがとう
ございます。道央道北広島ICを超え、札幌南IC手前約2キロの
地点とランドマークが教えてくれている。見てのごとし、左側が
事故で通行止め。右は通常運行。非日常と日常の明暗クッキリだ。
車両3台が関係する衝突事故。どれがどの役割を演じたのかは
不明だが、追越し車線で追突事故が発生し、その巻き添えで
3台目が爆誕したという。駆け付けた車両の電光盤表示が
それぞれ異なるのが面白い。
現場を別アングルから。
当事車両3台。1台は転覆。
今回は脚立ではなくフェンスに軍配が上がってしまった構図。
これは厳しい。情報提供者の方の様な画は撮れない。
ご存知転覆丸。10代男女が乗っていたそうだ。ガラスの十代だね。
壊れそうな物ばかり集めてしまうよね。なお、撮影に関しては事故
処理にあたる警官より声掛けあり。その内容は非常にフレンドリー
だったそうだ。非日常の中の優しい世界。シリアスな現場にこそ
ユーモアが大切なんだよ。
当事車両その2。本件で最も損害の小さかった一台と思われるが、
右後方を破損しているようで、自走不能状態だったそうだ。
当事車両その3。フロントも側面も破損して「あーもうメチャ
クチャだよ~」状態。
その3はガードロープに衝突して弾き返されたように見える。
投げられたプロレスラーみたいにここからバイーンって跳ね返ったん
だろうな。
この事故は朝の通勤時間帯を直撃。道央道北広島ICで降ろされた
車両が国道36号へ流れ、ただでさえ混雑する同国道は大渋滞に
なったそうだ。しかも月曜日。通勤時間帯で一番混むのが月曜日。
よりによってだ。
高速隊210系クラウンパンダ。当直勤務明け直前の事故。これは
きつい。
レッカー車、警察車両、保安車両が軒を連ねる。
210系クラウンパンダ祭り。すれ違う日常世界チーム。
事故車両の合間を縫うように抜けていくパンダ。
現場に残った当事者から事情を聞く隊員達。
待機していたレッカー車が作業を開始する。それを横目に現場を
後にするパンダ。
転覆車両を起こすために車体にチェーンを固定する。
引き揚げ開始。
転覆から横転状態に。
着地寸前。手前の高速隊隊員は着地による破片飛散を警戒して、
付近の隊員に下がるように指示している。
グキョ。みたいな音するよね。この瞬間って。
早速当事車に近寄る隊員。事故の原因や経緯を知る必要がある。
脳内で事故シーンが再生していくんだろうなぁ。プロだもんな。
記録用写真撮影。
仕様機器はPENTAXのK-20Dか、SD WORMカード対応機。
当事車両その3をサルベージするレッカー車展開。
ネクスコ東日本所属のC27セレナパトロールカー。ごめんなさい。
セレナではなくて80系ヴォクシーです。ごめんなさい。
黒色の鉄チンホイールがいいね。
何か居る。
高速隊所属200系クラウン覆面「札幌302 の 19-87」通称「西暦くん」
正体露見モードで現場を後にしていく。
真っ黒スモークにハイマウントストップランプの部分の切り欠き、
グレードエンブレムレス。特徴をきっちり押さえていきましょう。
規制はまだまだ解除できない。するべき事が山ほどある。
路上の清掃を開始。。
砂を撒き、それにオイルを吸わせて掃きだして除去。
引き上げていくパンダ。
さよーならー。
当事車両その2がレッカーされていく。
当事車両その1とその3のレッカー。
その3の破損状況を真横から。これはひどい。
衝撃がリアゲートに達したのか、勝手に開かない様にテープで封印
されている。
その1の後方。テールレンズが外れてしまっている。右リアの
破損はともかく、レンズがなくなっているのはやはり衝撃が
伝わってこうなったのか。
当事車両が全ていなくなっても、清掃と検証は続く。戦いは
終わらない。