世界びっくりカーチェイス2
カメラの準備はいいか?

皆様からの交通安全情報をお待ちしております。

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2023/Text No.044


ユピテル社製レーダー探知機LS1100 可搬式オービスMSSSを検知



ユピテル社製レーダー探知機LS1100を購入。可搬式オービスMSSS
「北欧くん」を探知できるモデル。これまでの記事で書いてきた
ようにセルスター社製レ―ダー探知機AR-333の事実と異なる広告に
踊らされ購入。そして失意のズンドコに叩き落された結果を受けての
ユピテル社製機器購入。


液晶表示部と受信・受光部が一体となっている仕様。結論から言うと
こいつは北欧くんを探知・反応した。広告に偽りなし。それでは
現場でのコイツの姿を見ていこう。


まずは可搬式オービス「北欧くん」の設置状況を最初に把握していく。
事前警告看板ジャンボくんがファーストコンタクト。


「速度取締中」の文言。元々は速度違反取締中と字数が多かった。
しかしその分全長があり、トランポの200系クラウンのトランクに
入らないために「違反」部分をダルマ落としした。


2枚目の看板はスリムくん。


これはクラウンのトランクにも入る。安心だね。何がだよ。


左の〇が本陣。右の〇が目安くん。目安くんは北欧くんに対して
「手前〇〇メートルの地点」というのを文字通り目安として置か
れている。これは現場警官のアイデア品で北欧くんのオフィシャルな
セット内容ではない。


目安くん近影。北欧くんが撮影したデータにもコイツが写っている
んだろうな。目安として。


本陣。現場は北広島市西の里北2丁目サルビア公園前。


地図で確認。ここはゾーン30と呼ばれる制限速度時速30キロの
道路。通学路になっており、今回は小学校の下校時刻に合わせて
実施。恐らくは時速20キロオーバー辺りでの撮影フラグ設定。


おう、俺だよ。


ストロボユニット。発行色は白。目の前が真っ白になり、その後
頭の中が真っ白になる。船場吉兆の女将みたいに。


本体。


本線から左折した先にはトランポの200系クラウン覆面。


元札幌高速隊、現札幌交通指導部所属「札幌302 の 22-99」
通称ニック。警官からは声掛けあり。それは後ほど。


札幌および近郊での北欧くん展開ではこのニックを探せ。
※札幌高速隊がレンタルしている場合を除く。


今回は前回のセルスターに騙された事による動揺も無く、落ち
着いて撮影ができた。ありがとうユピテル。


ここからはユピテルLS1100が北欧くんを検知する様子を見ていく。
1枚目の事前警告看板ジャンボくん手前。この時点ではまだ
検知していない。


ジャンボくん通過直前に検知。警報が鳴った瞬間は嬉しかった
なぁ。ホッとした。


この後ももちろん警報を出し続けるLS1100。


本陣。


LS1100はしっかり反応。AR-333は無反応。なお、AR-333は受光部が
セパレートタイプで、ダッシュボード中央のアリーナ席に設置
されており、むしろ受信条件はAR-333の方が有利。でもそもそも
北欧くんを検知できないスペックなんだから有利とか不利とか
っていう次元じゃないよね。セルスターは広告で検知できます!
って売ってるけれど。すんげぇメーカー。


というわけで可搬式オービスMSSSに対応できるのはユピテル
LS1100という事だ。では同機が本陣の何メートル手前で反応
したのかを確認。


ロードメジャーで測る。ジャンボくん通過直前で反応していた
事からその辺りから測った結果がこちら。


136メートル。この数値は法定速度時速60キロの所を時速30キロ
オーバーで撮影されるような場所では「鳴ってからの減速では
間に合わない」という事になる。過信は禁物。決して無敵では
ない事を認識しなくてはいけない。


なお、このロードメジャーは2008年洞爺湖サミットの時の戦利品。
どういう事でしょうか。どういう事なんでしょうね。任務から
解放された後の警察はだらしないって事だけは言っておく。
公安もロードメジャー使うんだね。あ、これは雰囲気づくりで
私が貼ったものですー。で、この時に警官より声掛けがあった。
前回の江別市での現場でセルスターに裏切られた際に声を掛けて
くれた警官で、「今回ユピテルは鳴りました、136メートル手前で
検知です」と伝えると「鳴りましたか! おめでとうございます!」と
応えてくれた。「あ、でもなんかおめでとうも変ですよね」って
お互いにドッと笑い。



当サイト情報提供者の方より頂いた220系クラウンパンダ画像。
ありがとうございます。所轄地域課機が警ら中。


210系クラウンパトカーの後継として配備が進む。市販では既に
先代モデルとなった220系だが、パトカー専用モデルとして今も
生産は続いている。



当サイト情報提供者の方より頂いた札幌機動隊訓練画像。ありがとう
ございます。撮影は札幌市西区の道警琴似庁舎。ここに機動隊が
いるのは珍しい。これは4月15日・16日で開催されるG7札幌サミット
を受けてのものだろう。ここからは同サミット関連画像を見ていく。
本件にあっては複数の情報提供者の方より投稿を頂いている。
ありがとうございます。


庁舎を周回してのランニング。


車庫内通路をコースに。面白い経路だな。手前のオフ車に乗っている
警官は札幌交機白バイ隊員。別件だ。


場所は変わってサミット会場。開催日よりも前の様子だが、既に
警察車両が集まり始めている。


会場は札幌市中央区南2条西11丁目の札幌プリンスホテル。右側に
地下駐車場の出入口がある。入ってみよう。


一部一般車も混じっているが、ほとんどが覆面。


右からインプレッサアネシス、260系アリオン、J31ティアナの
各覆面。


右から2代目ノア、4代目スイフト、206系アリオンの各覆面。


右からE51エルグランド、200系ハイエース、4代目スイフト、
またまたE51エルグランド。全て警察車両。こういう時にデータを
集める。


プリンスホテル裏にもサミット別会場。国際館パミール。


参加国の国旗が並ぶ。


サミットは気候・エネルギー・環境大臣会合という事もあり、
燃料電池車である初代MIRAIが。


周囲を巡回する260系アリオン覆面。


E51エルグランド衛星通信車。いいねぇいいねぇ。役者が揃って
きた感があるね。サミットって楽しいなぁ!


会場周辺は駐停車禁止になる。その準備を進める警官。手前には
車両侵入阻止用のトライアングル型バリケード。


バリケードはレンタルなんだね。


巡回するインプレッサアネシス(右)と260系アリオン(左)。
キナ臭くなって来ていて大変よろしい。


立哨警官。車、突っ込まないでネ!のシャッターに目が行って
しまうがサミットもまた同様。車突っ込まないといいですね!


政治団体の街宣車を牽制する為の「静穏保持法指定地域」看板も。
警備にあたる警官は激務が続くだろう。大変だよ本当に。


今後も皆様からのサミット画像をお待ちしております。カメラの
準備はいいか。ためらわずにシャッターを切れ。

2023/Text No.045
G7札幌サミット開催前日の警備の様子。検問ダイブ(※走行中の撮影)は3連発。そのうち1箇所は車内検索もあるよ。
2023/Text No.043
セルスター製AR-333は可搬式オービスMSSS(北欧くん)に対して反応しません。朝の通学路パトロール。G7札幌サミット関連警備車両。世紀末鶏卵伝説。小樽市朝里での北欧くん。道警琴似庁舎での警察車両撮影。





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