世界びっくりカーチェイス2
カメラの準備はいいか?

皆様からの交通安全情報をお待ちしております。

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2022/Text No.101


事件現場の保存はどうやってやるの? 不正軽油取締りの現場を公開。



当サイト情報提供者の方より頂いた事件現場画像。ありがとうございます。
これは札幌市東区北45条東15丁目にあるのアパートの自室に女子大学生
の遺体を放置したとして、53歳男性が逮捕された事件があった場所。
日中の現場検証・鑑識を終えて静まり返った雰囲気だが、現場保存等を
目的にアパートの前にはパトカーが。


Y31セドリックレーダーパンダ。事件を管轄する札幌方面東署所属の
機体だが、同署の交通課所属機。交通課機がこうした刑事事案の現場に
単独で存在するギャップがいい。


本来は主たる目的として速度違反等の交通取締りを行う為の機体だが、
搭載レーダーのRS-710CDは電波法改正の関係で使用停止。車両自体も
かなりの年数と走行距離を重ねており、いつ退役になってもおかしくない
状況。そのベテラン機がこうして事件現場のお守りをしているという
シチュエーション。


角張ったフォルムにフェンダーミラー。このクラシカルな外観が
今では貴重で更に魅力的に。


パイロンでなんとなく規制された現場軒下。


逮捕された被疑者のSNSでは、犯行をほのめかすような書き込みが
数多く残されており、そこには本件以外の犯行についても書き込み
がなされており、もしかすると過去にも2件の犯行が行われていた
可能性が出てきている。


明けた翌日の様子。こちらも当サイト情報提供者の方より。皆、同じ
光景を見ているんだなぁ。Y31セドリックはなおも見張りを続けている。


交取現場を追う我々にしてみれば、ベテラン交取機がこうして
刑事事件現場に居続けるギャップが凄いし、そこまで知らない
方が見ても「これまた古いパトカーがいるなぁ」と思うようだ。
テレビの全国ニュースでもセドの姿が確認できたそうだ。花道の
一つになったよね。


事件現場と報道の方々とセドリック。今後も皆様からの現場画像を
お待ちしております。カメラの準備はいいか。



当サイト情報提供者の方より頂いた「覚醒剤の売人は、西成から出ていけ」
画像。ありがとうございます。撮影は大阪府大阪市西成区。西成と言えば
真っ先に思い浮かぶのが西成暴動。1961年に初の暴動が発生し、2022年
10月時点では最後の暴動とされる第24次暴動は2008年6月に起きている。
なお、1990年10月に起きた第22次暴動はその一因が大阪府警と暴力団の
癒着発覚。暴動といいこの垂れ幕といい、西成区というのは独特の雰囲気が
あるのだろう。


おっしゃるとおり。このような看板や1枚目の横断幕は他の都道府県で
見る事があるのだろうか。今後も皆様からの西成地区画像をお待ち
しております。



当サイト情報提供者の方より頂いた210系クラウン交取覆面画像。
ありがとうございます。愛知県警所属「名古屋306 は 56-53」
ハイマウントストップランプが4灯仕様。ルーフにはユーロアンテナも
確認できる。ナンバーはもちろん、これらディテールをしっかり
押さえていきましょう。



当サイト情報提供者の方より頂いたフェンス越しにひっそりと咲く花畑
画像。ありがとうございます。撮影は香川県高松市郷東町の香川県警察
運転免許センター。その一角に花畑はある。


かつてパンダ仕様だったパトカーも黒く塗られ、一見して警察車両だと
判らないようにされている車両が多い。気になるのはその黒塗りにも
されていない手前の車両。


2代目サーブ・9-3。ナンバープレートがなく、この場所に止められている
事からこいつも警察関係の車両なのかと思いたいのだが、車種が車種
だけに謎めいた存在となっている。


外観はいたって綺麗で、傷もないような状態。ここに止められている
事情が気になります。


260系アリオン、初代ノア捜査用覆面。こちらもお花畑。


初代コンフォート教習車。


ナンバーが無い方は構内専用という事かね。


別個体。運転免許試験中のプレートがいいね。ナンバーは「・404」
MIU404を思い出させてくれる数字だ。


今後も皆様からのお花畑、免許試験場画像をお待ちしております。



当サイト情報提供者の方より頂いた「オマエの軽油くれよ」画像。
ありがとうございます。これは不正軽油使用車両の取締り。現場は
北広島市北の里527 道道46号江別恵庭線。


現場を地図で確認。ここは今回のような取締り以外にもレーダー
パンダ待伏せによる速度違反取締りが行われ、また無車検車両の
取締り、飲酒取締り検問も行われた事もある使い勝手のよいポイント。
これまでに確認同地での様子を見てみよう。


札幌交機によるレーダーパンダ待伏せ。


こちらも同交機による待伏せ。積雪期も実施されている。


札幌方面厚別署交通課による待伏せ。


無車検車両取締り。


札幌方面厚別署による飲酒取締り検問。


検問、またやって欲しいなぁ。


という訳で今回の不正軽油取締りの様子を見ていこう。なお、
記事中の車両の全て違反はしていない。適正な軽油を使用している
という結果が出ている。


札幌方面厚別署交通課の指示でP帯へ。そこから軽油よこせゾーンへの
誘導は北海道石狩振興局課税課の皆さんが行う。


ドライバーに事情を説明した後、燃料をサンプリングする。


そもそも不正軽油とは何か。燃料となる軽油には軽油引取税なる
ものが課税される。この税金を支払ない事=経費節減を目的として、
代替燃料となるA重油や灯油を軽油に混ぜたり、軽油を一切使用
せずにA重油や灯油そのものを燃料した場合も不正軽油と呼ぶ。


タンクから燃料を拝借。適正か不正かを見分けるにはA重油や
灯油に含まれるクマリンという物質を検出する。クマリンが出たら
それは不正軽油ナリン。マフティーか。


試験官にサンプリングした灯油を入れて、


検査キットにかける。ペロ、これは不正軽油! 違ぇよ。ここで
クマリンが検出されたらそれはA重油か灯油が混じっている
という事で不正軽油という事に。不正軽油の使用は前述のように
軽油引取税の支払いを免れるのが狙いであり、これは脱税
という事に。道交法は関係ない。それでこの取締りには
北海道石狩振興局課税課が行っている。警察はその支援という事だ。


検査実施は最大2台。2台がピットインしている場合、軽油くれよは
しない。そのタイミングを測るために様子をうかがう皆さん。


ピットがオープンに。軽油くれよ再開。


この署員のヘルメットに装着されているゴーグルが気になる。
なんかかっこいいなこれ。


どういう状況の時に使うんだろ。装面している姿も見てみたい。


という訳で次々と車両が呼ばれる。


もちろんこの車両も適正燃料を使用。問題無し。


来ないね。来るよ。


来た。


止まっておくんなまし~。


止まんなくていいです~。そっち行って~。


検査結果は問題無し。ちなみに不正軽油を使用していると、黒煙が
かなりでるとの事。


軽油くれよ…。


どんどん来る。大型車両マニアにはたまらない検査だろうな。


厚別署交通課所属220系クラウンパンダ。


今回の検査実施前に別ポイントで確認された同車。当サイト
情報提供者の方より。会場へ向かう途中の様子だろう。


エナセーブEC300+。215/60R16。ボヨンボヨン。


市販車としては既に先代機となってしまったが、パトカーとしては
今後も新車として生産が続く。


対空表示は「厚別61」


赤色散光灯近影。


散光灯に内蔵されるドライバユニット(サイレンスピーカー)
インピーダンス16オームだんす。


というわけで、今後も皆様からの不正軽油検査画像をお待ちして
おります。オマエの軽油くれよ…。






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