世界びっくりカーチェイス2
カメラの準備はいいか?

皆様からの交通安全情報をお待ちしております。

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2013/10/Text No.01



昨日、移動オービス記事に係る内容で、上記通知書内の高速走行
抑止装置と速度違反自動取締装置の違いについてその区別が
判らないと書いたのだが、本件に関して当サイト情報提供者の
方よりその違いについて教えて頂く。ありがとうございます。
頂いたメールほぼ原文でお送りする。

「高速走行抑止装置(高速走行抑止システム)」(略して「高抑」)
とは、三菱電機製の自動速度違反取締装置「RS-2000」および
「RS-2000B」のことです。俗称「新Hシステム」と呼ばれる
ものです。ちなみに三菱電機は、すでに速度違反取締り装置の
製造を終了しましたので、メンテナンス部品がなくなり次第、
修理や補修ができなくなります。「速度違反自動取締装置」とは、
上記以外の速度違反自動取締装置を指します。

なぜ「高抑」と「速度違反自動取締装置」とを分けるかというと、
手続きの処理をしている部署が違うからです。高抑での速度違反
を専門に処理している部署とそれ以外の部署があるため、この
ように別々の記載があります。別々に処理する理由は、「高抑」
は通信回線伝送式で即時にデータが担当部署のコンピューターに
保存されるのに対し、それ以外の「速度違反自動取締装置」は
担当部署の警官が手動でフィルムや保存媒体を回収しなければ
ならないという作業が発生するからです。最近では、東京航空
計器製の「オービスⅢL系」(俗称「LHシステム」)も「高速走行
抑止装置」として扱われる事があります(LHシステムも通信回線
伝送式なため)。

ちなみに、「高抑」も「速度違反自動取締装置」も呼び出し状の
発送などの書類上の手間がかかるため、故障しても修理されない
ケースや旧式のまま更新されないケースが多くなっています
(パトカーや白バイよる追尾式の方が書類処理が楽なうえ、
呼び出しに応じない事が無いため、遥かに手っ取り早い)。

自動取締機で取り締まってしまうと、追尾式で反則金の範囲内
(青札)で検挙できたはずの運転手を国庫金の範囲(赤札)で
処理しなければならなくなるので、青札の金を当てにしている
交通安全協会にとっても何も得にはなりません。そんなこんなで
様々な理由をつけて自動取締機を減らす方向にしていきたい
という安協の裏事情もあります。

ありがとうございます!これは非常に興味深くためになる情報だ。
つまり移動オービスであればその撮影データは通信回線伝送式
ではないので「速度違反自動取締装置」に分類されるという事が
判る。新Hシステムの更新は今後鈍化していくという傾向が予想
される状況というのも面白い。メーカーの都合と交通安全協会の
収入源以外の装置であるという点、これの接点もどこかにあったり
してな。まさか三菱電機のその手の部署に警察官僚が天下りして
いたりとかは無いよね。さすがにそれは無いんじゃないだろうか。
大人の事情って面白いなぁ。そしてわかっててぶつける事のできる正論。
日本は平和ですなぁ。



当サイト情報提供者の方より頂いたラリーマシン激走画像。ありがとう
ございます。姿をほぼ隠してしまう程に砂利を巻き上げてコーナーを
クリアしていく。かっこいいぜぇ!こちらは9月27日~29日に開催
されたラリー北海道での撮影だ。マシン達の勇姿を見ていこう。


一枚目で砂塵を巻き上げていたのはこのマシン。日本では見慣れない
機体だ。シュコダ社のファビアS2000だ。チェコ・スロバキアの
メーカー。


ルーフにオレンジの警光灯。オフィシャルカーも競技車両同様の
戦闘的な外観だ。トヨタ86。


そしてこちらはスバルBRZ。カッコいいなぁ。


ウォータースプラッシュシーン。ラリーならではの迫力ある
シチュエーションだ。フェイスクラフト・ワールドラリー
チームの鷹目インプレッサWRX STI。


イメンス・モータースポーツのランサー エボリューションX。


巻き上げる水しぶきの大きさが凄い。


ゼッケン23はスバル・チームアライのインプレッサWRX STI。
ドライバーはあの新井敏弘選手のご子息の大輝選手。親子2代に
渡ってラリースト。かっこいいぜぇ!


ラリーにクラッシュは付き物。だが転覆までしてしまうクラッシュは
手放しで「やっちまったな」とはいかない。ドライバー、
コ・ドライバーは無事なのか!?


実はこのマシン、新井大輝選手のマシン。果たして無事なのか。


まずはホッとできるシーン。両名共に無事の様子。


後続のマシンが現場をやり過ごしていくが、このまま車両を
放置はできない。


事故車有りのマーキングを行う。


JAFのレッカー車両が駆けつける。


迅速かつ的確な作業により車体をあっという間に起こしてしまう。
プロの仕事。


オフィシャルカーも駆けつける。これからは人の手で車体を
まずは安全な場所へ移動させる。


フロントガラスの破損が生々しい。だが車内は強固なケージで
保護されている。


選手、スタッフ総出で移動。これもまたラリーにおける「シーン」
の一つだ。


車体を片側浮かせながらコーナーをクリアしていく。いいねぇ。
ゼッケン53はクスコ・レーシング。


トヨタ86。ラック・スポーツ所属機。


テールを激しくスライドさせての立ち上がりを見せるのはスバル
・チームアライ所属機。ドライバーは新井敏弘選手。お父さんですね。


リカバリーが遅れても気にしない。この後はコースに復帰。
ゼッケン14は高山短大ラリーチーム。


ゼッケン70。栗津原選手機。ベストカーのスポンサーステッカーが
確認できる。


ナイスショットの数々、ありがとうございました。ラリーはやっぱり
いいな。来年は見に行くぞぉ!!






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